北海道5日目 2001/03/05

やがて0時が近づくと、駅員の人が鍵を閉めに来ました。ホームレスの人たちは慣れたように退散。 一応、駅員の人に「はまなす利用なんですけど、いてもいいすか?」と尋ねると、 「外に出られなくてもいいんならイイよ」とのこと。 たとえ、駅の中に軟禁状態であろうとも、屋外で凍死するよりはまし。 一組の親子連れとおぼしき人たちと軟禁状態に突入。軟禁直前に購入しておいた遅い夕食にします。 どうせ寝られても1時間。こういうときには食べるに限るのだ。長い1時間が過ぎ、再び駅が開く。 どっとなだれ込んでくるホームレスの人たち。この1時間の閉鎖は何か意味があるのだろうか?

125改札が開く。131急行はまなす入線。こんかいは初体験のカーペット車。 入ってみて驚き。まるで、規律の良い雑魚寝状態。 ただし、これが、 指定席料金 だけで乗れてしまうというのはかなりの大出血サービスかも。 上段は個室状態だが…。寝台は下段からとるのは基本なため、それにそぐってとった自分でしたが、 これで一つ勉強になりました。 荷物の置き場所が狭くて、自分の荷物がおけない…。 それでもナントカおいて、さっさと寝ることに。っていうか、回りが既に 熟睡モードだから仕方なし。床は電気カーペットになっている。スイッチを入れて睡眠へ。 寝付いたと思ったら、車掌さんに起こされて検札…。もっと早くまわってきてくださいよう。

札幌駅前の朝 朝起きると回りはすでに起きていた。洗面台はいっぱいになっているが、更衣室を発見。 そのうちに札幌着。うーむ。これなら、座席車でも良かったかな…。 この後はスーパー宗谷に乗る予定だが、発車時刻まで2時間ほどある。まずは第二弾の荷物を送るために、 袋を買うために中央郵便局へ。その後、朝飯をとりたいところだが早すぎて何処もやってない。 仕方なくそのあたりをぶらぶらとし、7時過ぎにマックへ。久々の 朝マックとする。ここで昨日からのメモをまとめたりして時間を潰す。 すると8時を過ぎた。そろそろホームへ行っても良い時間。

土産のお菓子を若干購入の後、ホームへ。朝マックをしたばかりなのに、弁当が食べたくなり、購入。石狩弁当という いわば幕の内だ。そして、スーパー宗谷1号830発。この車両のグリーン車は、定員が9人。 それ故シートが 本革張りで、 ノートPC用のコンセントが窓側の席に用意されている。 これはどうしても窓側をとっておくため、1ヶ月前の10時に指定をとったのだ。 9人分のスペースしか用意されていないため、若干狭い印象を受ける。早速携帯の充電開始。 そのうち検札があり、コーヒーを頂く。およそ5時間の長旅になる。 特に異常もなく快適に飛ばしていく。今のJR北海道の看板列車だ。 途中、三浦綾子の小説の舞台になった 「塩狩峠」を超えていく。…と、気づいたときには遅かった。

例の車販のメニューに、名寄で弁当が積まれると書いてあるので、もちろん狙っている。 名寄を発車すると程なくワゴンがまわってきて、弁当の販売を始めた。 もちろん購入。基本的に、いくらとかスキじゃないんで海の幸系は辞めて、足寄名物きのこごはんにする。 はっきり言って、キノコの季節じゃないけど。 僕が弁当を買ったおかげで、回りの人もつられて買っていると見えた。 松茸が一切れ入っていたが、北海道で松茸?とも思ってしまったが軽く見ておくことにする。

そして、携帯が圏外になったり3本立ったりしながら、1328稚内着。 JR稚内 遂に北の果て、日本最北に来たのだ。実は朝到着の利尻で、 あの二人が稚内入りしている。レンタカーも借りているはずだ。 駅を出ると、丁度良いタイミングでM∀RU氏とぴしあん氏の乗ったレンタカーが来た。 訊くと、まだ昼飯をとってなかったとのことだったのでセイコーマートへ。 自分も、フィルムを購入。午前中は、廃線跡を見ながら、枝幸の方まで行ってきたらしい。 途中、車がクラッシュしたとか、いろいろな話を聞く。 その後、とりあえず宗谷岬へ向かう。途中、 北海道 声問郵便局北海道宗谷郵便局 で貯金をし、さらに 宗谷国道 を北上し、宗谷岬を目指す。

日本最北端 宗谷岬 そして、遂に日本最北端、宗谷岬に到着。もちろん記念撮影。 遠くにサハリンを望むはずだが、天候がイマイチ。 さらに、北海道最北端はこれだけでは終わらない。 宗谷岬郵便局 さらに重要なモノは、やや南下したところにある。M∀RU氏達は午前中に訪問済み。 日本最北端 宗谷岬郵便局 である。全国およそ3万局の、総務省郵政事業庁の郵便局の中で、最も北に位置する郵便局だ。 まず、実家に送るゆうパックを差し出す。いっそのこと、切手を貼って、風景印を押してもらえば良かった。 そして貯金。日本最北端の郵便局が記録される。これでまた、郵貯の記録に一層の厚みが出た(爆)。 個人的には、オフ局以来のビッグな局なのである。 そこまでするか、局舎前記念撮影(汗)。さすがに第三者から見るとコワイ人たちでしょうな。 その後、 稚内富磯簡易郵便局 で、手作りの記念品を頂く。大いなる記念。 Wakkanai-VOR 稚内空港の無線施設にQuuしたり、謎の無線基地に頭を抱えたりして、 さらに、 稚内富岡簡易郵便局稚内萩見郵便局稚内潮見郵便局、 このあたりから、ご多分に漏れず4時前走りが始まり北の大地を颯爽と駆け抜け、 稚内南郵便局稚内緑簡易郵便局 に駆け込んだところでタイムアップ。

さてさて、レンタカーの返却時間までにはまだ2時間ある。ということで、ノシャップ岬へ行くことに。 途中、 稚内温泉 童夢や、 石油の採掘場所を見つつ、 野寒布岬到着。さすがに落ちたくないと思えるくらいの冷たそうな海。 日本最北端(だと思う)携帯基地局 ここで、携帯の基地局があることに気づく。さて、何処の会社の設備だろうか? とりあえず麓まで行ってみると、雪深くて近づけなかったが、目を凝らして看板を読むと…、 J-PHONEの文字。これにはびっくり。KCV氏がいたらどう言っただろうか。 このことをM∀RU氏ぴしあん氏に話すと、驚いた。 岬には、寒流水族館もあるが、営業はしていなかった。ガイドブックによると営業しているはずだったのだが…。 稚内灯台 さらに、北海道で一番背の高いという稚内灯台。案内板によると、昭和32年に映画の舞台にもなっているとのこと。 結局、北海道は何処に行っても映画のロケ地なのである。 さらに、案内板には意味ありげな細長い鉄板が2枚貼られている。どうやら、なにかそこに記述があったのを 隠しているようである。さて、この影に隠されたものやいかに? やがて寒くなったので戻る。まだ時間はたっぷりあるので、南稚内まで足を伸ばし、天北線の廃線後を見に行くことになった。 天北線は、南稚内から音威子府までを浜頓別経由で結んでいた路線。1989年3月に廃止されている。 地図を見ながらすすむ。と、いかにも怪しげな新しい道が。どうやらそこが路線跡らしい。 でもね、 廃線跡を見に行くのは夏の方がイイかも。 次第に返却時間が近づく。慌てて給油し、駅へ。そして返却。

さて、まだまだ時間はあるので、とりあえずその後を考える。稚内で銭湯に入った後、南稚内まで普通で行き、 そこで夕食、帰りの利尻にそこから乗ろうというものが有力となる。 その前に、M∀RU氏は帰りは途中から18きっぷで帰るらしい。 その18きっぷをここで買おうというモノ。なんでわざわざ稚内で? それは、 ナマ券があるからなのさ。 しかも、JR北海道ではみどりの窓口でも、いろんなクレジットカードが使える。 そして、M∀RU氏購入…。と思いきや、目の前にナマ券があるのに、クレジットカードが通らない。 あー、ついに ブラックリストに掲載されちまいましたか。ま、それは冗談として、いろいろやっても通りません。 後々また発行してもらうことにして、とりあえず銭湯へ。

駅前銭湯情報には大きな地図が載っています。その通りに歩いていく。しかし、雪が強い。 アタマには平気で積もっていく。1軒目。見あたらない…。しかし、4年前のヴァージョンです。 既になくなっていることは十分考えられます。2軒目へ。なにやら怪しい空き地が…。 どうやら無いらしい。3人とも雪の中あるいてブルーです。いったん駅へ引き返します。 どうやら、旅行中1回はこういう辛い思いをしないといけないのですね…。 3軒目。扇湯。M∀RU氏が電話で問い合わせ。やっているとのこと。万歳。 しかし、南稚内行きはことごとくうち砕かれました。稚内でも最終手段としてセイコーマートがあります。 その前に、先ほどのクレジットカード、どうなったかというと、 その後、本社からファックスが届いたらしい。 どうやら、システムが落ちている模様。その後、クレジット決済が出来なかったという大々的ニュースをきかないので、 おそらく、JRとクレジット組合のどっかの回線が不具合だったんでしょうな。 利尻の発車まで窓口が開いていると言うことを確認して、後々発行してもらうことになる。そして銭湯へ。 扇湯はいくらか駅から離れているものの、分かりやすい位置にありました。 なんともイイ感じの銭湯です。番台のおばあちゃんもいい人です。風呂の温度も丁度良い。サッパリとして離れます。

再び駅。そして、話し合いの結果、セイコーマートでは味気ないと言うことで、駅前通りのラーメン屋へ。 店先には21時までと書いてありましたが、既に店員の人がのれんをしまおうとしています。 「もうダメですか…?」と訊きますと、奥に言って店主の人と話してくれて、OKということに。 稚内サイコー。いい人ばかりだ。各自注文。僕は味噌ラーメン。うーむ。うまい。 しかし、このときは何故か食べるのが遅かった。なんでだろ。 もう一組店に入ってきた。少しまったりして店を後に。

その後、結局セイコーマートへ行くことになる。 セイコーマートで買い物。しかも会員カードを作ることになった。僕とM∀RU氏。 セイコーマートはスゴイシステムを持っている。店の端末で、 ホテルの予約、チケットの取得が出来るとかではなく(出来たのかもしれないけど)商品の割引クーポン券が発行されるのである。しかも、限定枚数、各会員の数を管理してある。 その割に、ホームページはがっかりだったけど。 このスゴイシステムの恩恵にあずからないことが出来るだろうか。いや、できない。 (反語) こんなことなら、もっと早く会員になっておくべきでしたな。そいえば、初日にトザキ氏から、オレンジ色のカードを 見せられたっけ…。あいつを僕も持つことになったのだ。どうだ、トザキ。 何を買ったかというと、ビールとおつまみ。ちょっと飲みたかったのよん。

駅に戻ってM∀RU氏の18きっぷ。復旧のファックスは届いていないと言うが、試してくれることになった。 そしたら、 ガシャン!という音とともに明細が発行される。 混んでいる列車の指定席がMARSで発行されたときと同じ音、そして喜び。 そして、ビールを飲んで、既に入線している、特急 利尻に乗車。 発車まで時間があったので、写真を撮影。2両目の方向幕だけ、なぜか「サロベツ」になっている。 乗車して検札。そのときに、車掌さんにそのことを告げる。 親切なんだか、いやらしいマニアなんだか…。 あー、鉄分が濃くなってるなぁ。いかんいかん。 そのうち発車。札幌まで行くM∀RU氏とぴしあん氏に、僕が途中から消えることを告げ、おやすみなさ〜い。

いろいろあったが、楽しい稚内だった。

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