北海道7日目 2001/03/07

540頃起床。非常に眠たさが残るが、本日もそれなりの重要な目的があるので遅れるわけにはいかない。 テレビでは、札幌の朝の気温がマイナス8.5度だと言っている。さすがに飯田でもこれほど冷えることは そう滅多にあるモノではないが、思ったほど下がらない。やはり3月だからか。 天気についてはあまり良さそうなことを言っていない。 今日は列車に乗っているだけではなく、徒歩が控えているので心配になる。 それと、せっかくなので北方領土というものをこの目で確認しておきたい気分でもある。

630チェックアウト。地下鉄の中島公園から札幌へ。 駅において、恒例の 道新を買い、 朝食にサンドウィッチも買う。スーパーおおぞら1号は定刻705に札幌を発車。 乗車率もまずまず。今日は確実に3キロの徒歩が控えているので、間に合うかどうか 地図とガイドブックを眺めながら向かう。 さらに、道新には流氷情報があり、それによると、流氷は流れ着いていて太平洋側に流出していると書いてある。 今年は例年より流氷が多いようだ。

1052定刻釧路着。2番線。3番線にはSLなんかがとまっていたりして、僕が乗る快速ノサップは4番線からの発車だ。 車内はかなりの混雑で、2日目に乗ったときと同様、観光客と地元の人々が乗っている。 それ故、シートを2席確保できず、隣にはかなり濃いマニア風の方が乗る。 途中、シカを撮影しようとカメラは出していて、さらに1回警笛とともに車両が減速して、 この目でシカを確認したにも関わらず、撮り逃がしてしまう。そして、1309根室着。

雪がちらちらしている中、駅前のバスターミナルへ向かう。すると、結構同じ目的の方々がいると見えて バスは思ったよりも人が乗る。車内にはJ-PHONEの中吊りがあったりして、携帯事情の良さを伺わせている。 1317定刻にバスは発車。なんと、バスの座席はリクライニングする。 最東のauショップ、J-PHONEショップを見ながらバスは進み、いくつか道沿いに郵便局もある。 途中に、日本最東の珸瑶瑁郵便局があり、さらにその前にはごようまい局前というバス停があるのだが、 利用者がいなかったため通過してしまって詳しい位置を確認できなかった。一寸の不安がよぎる。 外も雪が結構舞っていて、さらに不安が募る。

1355かなりの正確さで納沙布岬のバス停に着く。この先、もう少しバスが行くらしいが、 岬には、ここが一番近いとのことである。早速海の方に向かう。 納沙布岬 返せ北方領土 既に固まっている流氷 しかし、灯台が見えるがかなりの距離があるため、さし当たって納沙布岬の標の付近で写真を撮る。 海には確かに流氷で一面が覆われているが、既に固まってしまっていて、ぷかぷか浮いているモノでは無かった。 それでも初めて見る景色に圧倒される。 また、北方領土返還の看板や碑があちらこちらにある。確かに、トザキの言っていた通り、ナショナリズムを感じる。 自分ももちろん北方領土返還に賛成だし、政府にはロシアとの交渉をがんばって欲しいと思う。 そして、ここから3キロ徒歩。

雪が舞う道路。3kmほどの徒歩。 今来た道を、途中にある珸瑶瑁郵便局まで歩くのだ。道は1本道で迷うことは無いが、 雪が結構強い。ただし、かなりのサラサラ雪のため、難儀というわけでもない。 アップダウンもあるわけでもなく、何も無い原野をひた歩く。 意外だったのは、ノサップ付近から既に民家が見えること。おそらく漁業中心の集落であろうが、 冬の間はどうしているのだろうか。 その昔、珸瑶瑁郵便局よりさらに東に簡易郵便局があったというが、なるほど、簡易があっても良さそうな雰囲気。 道も車が全く通らないことはなく、数分に1台程度僕の横を通り過ぎていく。 道ばたには、「四島は奪われた!」などの北方領土関連の手作りの立て看板が随所に見られる。 そのうち、道の右側に大きな建物が見えてくる。どうやら学校のようだ。 日本最東端の学校 珸瑤瑁小学校 玄関の前には、「日本最東端の学校」の碑があり、根室市立珸瑤瑁小学校とのこと。 構内には、 国土地理院のGPS測量装置もあった。 小学校を過ぎるとやがて、バス停がみえ、〒マークも確認する。 日本最東端の郵便局 珸瑶瑁郵便局 日本最東端 珸瑤瑁郵便局である。が、ゴム印と局舎の入口は「瑤」という字を使っているのに対し、 主務者印は珸瑶瑁と、「瑶」の字を用いている。この場合、主務者印を正式名称として扱うのが妥当なのだろうが、 イマイチしっくりこない。 とま、この旅行で、最北端、最東端と訪局出来て良かったものだ。

隣の商店の自動販売機でミルクティーを飲みながらバスを待つ。 やがてバスが来て、乗ってきたバスと殆ど同じ顔ぶれを見ることが出来る。 整理券をとって乗車する。 風力発電の設備やら、 途中には、携帯の基地局があり、おそらく日本最東端の基地局。「cellular」のプレートが貼ってあった。 すなわち、最東端の基地局はauである。 根室で時間があるのは明らかだったので、市役所前で下車する。 バス停の前には、 北海道根室大正郵便局 がある。さっと貯金。その後駅まで歩く。それほどの距離もない。 途中、町中の写真屋でフィルムを購入。 キヨスクで軽くパンを購入し、遅い昼食とする。 入線時刻となっても列車が来ないが、おそらくシカで遅れているだろうとのこと。 日常茶飯事らしい。やがて列車が入線すると、急いで折り返しの作業をしている。 車両後部には、巻き上げられた雪が付着して、それを落とすのが大変そうである。 改札が始まると急いで乗車し席を確保。全員が乗り終わったところで、即発車となった。 うとうとして、睡眠に入る。

1831釧路着。定刻回復した。1番線に回り、スーパーおおぞら12号に乗る。 おおぞらのドアから、「おまえらを待ってるんだ、早く乗れ!」とわめいている酔っぱらいのおいちゃんがいる。 発車までは3分程度あるのに。お酒も程々にね。1835釧路発。 車内では早速コーヒーを頂いて、車販が来るのを待つ。駅弁が食べたいのだ。 やがて車販がまわってきて、釧路駅の「かきべん」を購入。牡蠣といっても、佃煮?のような、保存の利きそうな 牡蠣がのっかっている。味はまあ良かったが、もすこし牡蠣が大きければ良かったのに。 乗車率もかなりのモノ。僕は販売初日に席を取ったけど。そのうち、ビールが飲みたくなって、 ビールとおつまみのセットを購入。一杯とする。北海道オリジナルの豚のジャーキーが旨い。

2121、2分ほど遅れて札幌に到着。雪が強く降りしきる中、銭湯求めて歩くが、今日は定休日だった。 再び札幌駅に戻る。さて、今夜のバスはどこから出るのか確認。…と、駅のバスターミナルはどんどんシャッターが 下ろされていく。何かおかしい。数日前にバス総合情報システムという素晴らしい機会でプリントした紙を見ると、 どうやら、大通の近くから出るらしい。確認しておいて良かったというもの。 中央バスのターミナルだと。早速向かう。 道内各地にバスが出ているが、かなりの人がいる。名鉄観光でとっておいたバスの船車券を乗車券と引き替えてもらう。 冬季割引がついており、函館まで3900円というモノだ。JR利用よりかなり安い。 それ故利用者はいるのだろう。バスに乗る。お世辞にも新しいバスとは言えない。 出発してすぐに、テレビが消され、消灯される。まずどんな体勢で寝るかが問題。シートピッチが狭い。 結局、夜行で快適に寝られるのは寝台車だろうな。

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