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大陸横断鉄道の旅3日目 〜VIA1日目〜 2003/02/22

○朝の散歩

朝のトロントはどんなものかと、予定通り、携帯のバイブモードで530に起床。トザキはまだ寝ている。適当に寝癖を直してコンタクトをいれて、静かに外へ。後から訊いたら、どこかに行くのは気づいていたそうだけど。

Yonge通りを適当に散歩してみる。スタバとか24時間営業を期待していたのだけど、やはり開いていない。平日は600開店らしいが、今日は土曜であるので630開店とのこと。仕方ないのでスタバはあきらめる。適当に散歩するも、まだ結構暗い。治安は多分良いのだと思うが、かなり警戒して歩いた。そんな中、変なババアに声をかけられたが無視。あーこわ。とはいえ、バスは既に走り出しているし、栄の朝もこんな雰囲気だな。当たり障りの無い程度に写真撮影。セブンは24時間営業だったので、立ち寄ってみる。日本のセブンとはまるでちがっていて、ドリンクバーみたいなのが設置されていた。仕組みがよく分からなかったのでそれはやめておいて、ウォークインの前へ。なんか洗剤の容器みたいなのに牛乳とか売っていて笑えた。こっちではこれが普通なんだろうけど。日本ではよく見かけるエビアンがあったので、それを買っておく。レジの兄ちゃんは日本でも同じように、不愛想なバイトだった。

 朝のYonge通り。遠くにマックが見える。

その後、600開店のマックに行ってみる。一応、VIAの車内でコンチネンタルブレックファストが採れるはずだが、時間があるから、ここで朝食を調達しようという魂胆。マックは初めてだったけど、日本とどうせ注文の仕方は変わらないだろうので、列に並ぶ。ただ、さっとみたところ、メニューは日本より遙かに多かった。もちろん、てりやき系はなし。朝マックとは書いてなかったが、モーニングセットみたいなのはあったので、ベーコンエッグマフィンセットを2つお持ち帰りで注文。2つで7.79CADだから、日本より結構安い。ドリンクを日本みたいに紙袋にいれてくれるかと思ったら、紙トレーに乗せて渡してくれたので、結構微妙な持ち加減(?)で帰ることになった。

部屋に戻ると、トザキは既に起床しており、2人で朝マックとする。コールドドリンクに氷が入っておらず、氷でごまかしてない大変に良いマックだということがわかる。

900出発のVIAだったが、1時間前にチェックインしないといけないらしいので、かなり余裕をみて700に部屋を出る。昨晩のネット代をフロントで精算。トザキにT/Cで払ってもらっておく。College駅から地下鉄に乗車。今度は乗り方が分かっているので、トークンをバッチリ購入して自動改札を抜けホームへ。KingとかQueenという駅を過ぎ、Union駅で下車。そのまま直接VIAのUnion駅へ。

○大陸横断鉄道いよいよ出発

Union駅はさすが、大陸横断鉄道の出発駅としてふさわしい建築だった。天井は遥かに高く、各州のの州旗が掲げられている。駅の中央には電磁可変式(って言ったっけな?)の出発案内板があり、我々の乗る1列車バンクーバ行きもCHECKED BAGGAGE SERVICEと表示されていた。カウンターでチェックインする必要があるので、2人でカウンターに並ぶ。日本で印刷してきた、予約控え用紙を渡し、国際学生証とパスポート、決済に使ったクレジットカードを提出すると、2人分のチケットが印刷されてきた。カウンターのおばちゃんが、830に9番乗り場に行くのよ。と教えてくれる。

 9時までの1時間15分の間に、4本の列車が発車する。

開放感のある造り。かつてこの場所は、カナダでももっとも華やかな場所だったに違いない。

カウンター脇にパブリックインターネットがあるのを見逃してはいない。これから3日間、インターネットとは無縁の生活になるだろうから、インターネットをやっておく必要がありそう。ということで、使ってみる。2CADを投入すると、時間が10:00と表示され、カウントダウンが始まった。この端末はBell社の端末で、Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0; T312461)がエージェント。IPは、pppXXXXXXX.sympatico.caとなっていたから、どこか普通のアクセスポイントに繋がっているらしい。日本語が表示可能だったので、LGAにあった端末ほどは苦労しなかった。ただ、日本語入力はもちろん無理。

その後、トザキもネットを使うとのことだったので、ベンチで待つ。その間先ほどの切符を眺めていた。切符は2連となっているので、往復利用を前提とした用紙である。もちろん半分はVOIDとなっていたが。まもなく、トザキもネットを終えて戻ってきたため、9番線の下まで行って待つことにする。ちなみに、我々の乗る2人個室は、Silver & Blue Class といって、いわゆる1等車である。それゆえ、優先搭乗ができる。ちなみに、Silver&Blue Class専用のラウンジもあったのだが、全然気づかずに過ごしていた。ラウンジに行けば、コーヒーとか飲めたハズなのに。カウンターでチケットをもぎってもらって、いよいよホームへ。

パブリックインターネット端末byベル

ホームには銀色の車体が横たわっていた。係りの人にCar120なんだけど。と尋ねると、あっちだよ。と教えてくれた。我々の部屋は120号車D室。決して広くはないが、清潔で快適そうなことは確か。部屋でマタリしていると、客室係のナントカさんが「Hello」といって声をかけてきた。ドームカーへ案内するぜ。フォローミー!みたいなノリで連れて行かれる。通路には、路線図が貼ってあるのだが、それをみせながら、ここではちょっと停車するから、散歩にいくんだよ。と細かに説明してくれたりする。いい人だ。3両くらいあるいて、漸く最後尾のパークカーに到着。パークカーにはコンチネンタルブレックファストが用意してあって、マフィンとオレンジジュースをもって2階の展望室に座る。他の席は英語圏の人で埋まっていた。

やがて、動き出す。しばらくは、屋根のついた駅の中を進み、直ぐ前方にCNタワーが現れる。エアカナダセンターが左手後方に流れていくと直ぐにトロントの郊外に抜ける。途中、またもや並列に鉄塔が並んでいるところがあったが、1相が4本の電線を使っていたので、電圧が結構高そうに推測できる。ただ、回りが平地で建造物があまりないので、どのくらい大きいものなのかの感覚が全然つかめなかった。カーアテンダントの人が展望車に入ってきて、説明を始めた。ここでも聞き取れなくてショボーンだったのだが、途中の駅では給水と給油などしなくては行けないので、ところどころで、最低でも数十分停車する必要があることを説明していた。説明の途中で列車は止まり、その後バックし始めた。スイッチバックで方向転換があるとの話をどこぞのHPで観たことがあるから、それだな。と思う。

迫力のある送電線。

編成はこんな感じ。結構長い。

再び部屋に戻って荷物の整理とかを始める。すると、さっきの客室係の人が来て、昼食と夕食の予約券を置いていってくれた。L+Dともに2ndコールらしい。そのうち、「This is the 1st call for lunch in the dining car!」なる放送があり、1stの予約な人が廊下を歩いていった。その後、2ndコール。家族旅行中の現地の兄弟と相席。メニューも英語かと思いきや、日本語のメニューがあってラッキー。注文もスムーズに進む。僕はナントカバーガーをチョイス。トザキは何を選んだか忘れた。あと、相席の少年を観ながら、クラムチャウダーの飲み方を学習。ちなみに、2人ともヒヨっていたので、あまりカナダ人兄弟とトークできず。残念。

食後はパークカーに出向いてコーヒーを啜ったり。ちなみに、適応力はスゴイもので、パークカーの窓はあまり綺麗ではなかったのだが、この時点であまり気にならなくなっている。しかし、デジカメの画像は正直で、曇っているように写ってしまっていた。鉄道に沿って、電線が張ってあるのだが、所々で木がもたれかかっていたり、電信柱(あくまで「電柱」ではない)が傾いていたり。多分機能していないんじゃないかと思うけど、それでも、信号機は所々にあり、信号所も頻繁にあるので、どうやって閉塞制御しているのかとても気になる。日本の制御とは多分違う概念でやっていそうな気がする。中波か長波のアンテナも所々に見受けられ、これが列車制御と関わっているかどうかも気になるところだ。他にもマイクロ波のアンテナもあるし、でっかいパラボラもあったので、ありとあらゆる電波が使われているようだった。

風景を楽しむ著者。拡大しません。 (C)トザキ

15時を回った頃、パークカーの1階でワインのテイスティングが始まる。先ずは赤ワイン。名前はもちろん聞き取れなかった。クラッカーとかチーズも出てきて雑談会のような雰囲気だった。まぁ、僕の英語力ではワインの味を表現するのは難しすぎることで、ましてやワインの味はあまり分からない。ただ、赤ワインはあまり評判がよろしくなかったようだ。続いて白ワイン。コチラの方がお口に合うような感じだった。

本日のイベント案内。 パークカーにて。

1627頃Capreol駅に到着。案内のお兄さんが、散歩に行きなさいと呼びに来る。停車時間は10分程度らしい。時刻は若干早着。ここでも乗る人と下りる人がいたようだが、どこから来たのこれから何処行くのっていうくらい回りに何も無いところだった。駅の時刻表をみると停車するのは往復週三便ずつのCanadian号だけ。温度計はマイナス11度だった。寒い。満喫したところで、車内に戻る。

Capreol駅舎。週3回列車が到着したときだけ賑わいます。

Capreol駅ホーム。ここから乗る人ここで下りる人も結構いる。

Canada Nationalの機関車。ものすごく長い編成の先端。

再び出発すると、駅に待避していた貨物列車の連結数を数えてみる。機関車も含めて74両あった。1両が15メートルとしても全長1110メートル。日本の感覚ではない。実はこのときパークカーではホールインワン大会があったのだが、すっかり忘れていた。残念。そのうち、放送で、バッファローがよく現れる地点にさしかかったから、窓の外を見てごらんと放送がある。トザキは廊下へ出て凝視。私は部屋の窓から右側をチェック。他の客室からも人が出てきてみんなで探すも、残念ながらバッファローは現れてくれなかった。そのうちディナーのファーストコール。

セカンドコールが来たので、ダイニングカーへ。こんどは、昼の家族連れのパパとママと同じ席になった。フィッシュチャウダーとビーフテンダーロインステーキをチョイス。注文して直ぐに、ウェイターのみなさんがケーキをもって歩いてきて、家族連れの一番下の女の子の前において、ハッピバースディの歌を歌い始めた。この女の子の誕生日プレゼントということで、家族旅行をしていることが分かった。女の子は照れくさそうにThanksと言っていた。和気藹々としていてよい雰囲気。テーブルではどこに行くのかなどで会話。家族連れはSaskatoonというところから来たそうで、トロントとロッキーの丁度中間くらいだと教えてもらう。

部屋に戻ると、ベッドが出してあった。ツインのベッドは2段ベッド。じゃんけんをして上段下段を決める。結果、私が上段でトザキが下段。

トザキはシャワーを浴びに行くといって出かけた。ついでに洗濯もしてきたらしい。私は明日の朝シャワーを浴びることにして、このまま寝ることにする。コンタクトを洗浄しているトザキの頭が薄くなっているんじゃないかとからかってから寝る。

 

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