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夏の北海道1日目 2004/07/17

 

○北海道行きのいきさつ

就活でトザキが東京に来た先月、都内某所で飲み会が開催された。参加者は私、トザキ、A氏の3人。トザキが北海道に居るのもあと半年強、この辺りで一度みんなで行っておくべきでは無いかと酒の勢いもあり決定。私の学会締め切りが一段落し、社会人の皆様にも休みが取りやすい7月の3連休を利用しての日程も決めた。

○端からドタバタ

0630羽田からの飛行機にのるため、最寄り駅から始発に乗る必要があった。かなりの余裕をみて駅に到着。まだ自動改札と券売機が起動していなかったため、他の乗客とともに改札で待つ。 経路は山手線で品川へ出、そこから京急の予定だったが、山手線は10分程度の遅延が出ているとのこと。始発間際でかなりタイトなスケジュールになっているし、電車の本数も少ないために、急遽地下鉄で泉岳寺まで行くことにした。これでも予定より1本遅いし、さらに空港でも時間ギリギリだ。Suicaの入場記録を戻してもらい、走って地下に潜る。A氏にもメール。

もどかしい乗り継ぎを泉岳寺で済ませ羽田空港へ直通。東京からのもう一人の同行者であるS氏と合流できたとA氏からメールが入る。ANAの券売機前で待っていてもらうことに。羽田空港に到着すると、とりあえず急いで出発カウンターへ行かなければならない。チケットレスにしてあるため、航空券の受取もしないとならないのだ。時間も無いのでA氏らを探すよりさきに、自動発売機へ。カードを挿入して受け取り……、と「ただいま利用出来ません」との表示に!あわてて呼び出しボタンを押すもちっとも係員が来ない。さすがに焦るけど、まぁ、機械の故障だから少しくらい飛行機待ってくれるよな。A氏に電話してココまで来てもらう。後から聞くと、0620の飛行機だと思っていたらしく、かなり焦っていたとのことだ。漸く係員をつかまえて処理してもらう。裏手で機械をいじっている音がするから、券が詰まったとかそういう類のモノらしい。そのうち、搭乗手続きを締め切ったとの表示に。荷物を預けたかったのだが、結構な列になっていたので、係員もコレくらい持ち込んじゃってくださいとのこと。急いでセキュリティチェックへ。ここで私とA氏はすんなり通過したものの、S氏が引っかかる。なかなかもどかしい。しかもバスにてご案内の32番搭乗口は激しく遠い。動く歩道の上を走って漸く到着。バスはほぼ満席。でもなんとか間に合った。出発からかなりあわてさせてしまったので反省。

○試される大地へはA320で

機材はA320。こんな小さな飛行機に乗るのは初めてと言っていたが、私はかなりこの機材に乗っている気がする。レジを控え忘れる。ショボン。通路側だったため、どの滑走路からの出発かも分からない。おとなしく翼の王国を読んで待つ。そして離陸。ベルトサインもちっとも消えず外も雲の中。ベルトサインが消えたので、とりあえずトイレへ。最後尾まで歩いてみる。そのうち機長アナウンス。29000ft飛行中で、梅雨前線通過のときにベルトサインつけるからね。という内容。席に戻るとお飲物。スープを楽しみにしていたけど、コーヒーかウーロン茶とのことだったのでショボン。朝食を摂っていない空腹にコーヒーを流しこむ。でも、そのうちオレンジジュースを配りにきたのでもらう。

身体がフワフワしてきて、ディセントが始まったことが分かる。一瞬窓から試される大地が見え、ついに2年半ぶりの北海道。RとLどっちかは分からなかったけど、無事着陸。これまではボーディングブリッジに出たときに、北海道らしいキーンとした寒さを感じるのだが、今回は夏夏夏。ようこそ北海道への看板をみながら到着ロビーへ。予定通りトザキが待っていてくれる。レンタカーカウンターで番号券を受け取り、営業所までのバスを待つ。空港を出、7分くらい走っていくと、今までみたことも無いような広大なレンタカーの営業所があった。そのうちの1つにバスは止まり、カウンターへ。保険とかの手続きと運転者のサインをしていよいよ車へ。禁煙車を指定して鍵を受け取る。車はイスト。ナビもデフォルトで付いているし狭いと感じる事もない。荷物を積み込んでいざ出発。

9分の遅れで到着。

はじめの運転はトザキ。出たところでいきなり道が分からず、ナビの使い方もよく分からなかったのでとりあえず走っていくと、やっぱり違うらしいことが分かってUターン。途中のローソンで朝食を調達して北海道オリジナルの変なドリンクを買って先ずは帯広に向けて走り出す。本州の道より明らかに広く、だいたい70キロ超で流れていく。R337からR274へ入る。夕張まで石勝線と道東道に併走。2時間くらい走ったところで、道の駅日高樹海ロードの手前のセイコマに立ち寄る。観光客がかなりいて、さらにドライブイン並のトイレの広さ。隣にはソフトクリームの売店とかがあって面白い。でも、昼食が楽しみなので我慢。

R36を北上する。

ここからは私が運転してみる。加速がちょっと弱いけど、まぁ、2日間のドライブには十分耐えるかな。バックミラーとナビのモニターでフロント中心部の視界が激しく狭い。事故を起こしてはどうしようもないので細心の注意を払って運転。日勝峠に向かって山を登る。トンネルをいくつか抜けると日勝峠。トザキ曰く、展望台があるとの事だったがなかなか見つからず、無くなっちゃったのか?と心配しているトザキを隣にしばらく走っていくと、無事展望台発見。少し高台になった展望台から十勝平野を望むことができる。天気もなんとか恢復してきて、霞がかかっているもなかなか良い景色。しばらくの休憩の後、再び峠をかけ下る。十勝清水インターの手前で国道を外れ、いわゆる裏道へ。途中、交差点では一旦停止を求められるも、どこまでも直線の道。帯広に近づくと、郊外型の店が多く建ち並んでくる。帯広駅の裏手に出る。

日勝峠からの眺望。十勝平野。

○豚丼とさくさくパイ

帯広では、ぱんちょうと六花亭へ行くことになっている。駐車場に車を止めるため、ぱんちょうの前で他の3人を下ろし、駅地下の駐車場へ車をとめる。少し並んでいたものの、思ったよりは列の進みは早かった。ぱんちょうに来るのは2回目。前回何を食べたか覚えていないけど竹を注文。まもなく旨そうな豚丼が運ばれてきた。辛すぎず甘すぎないたれが絶妙。あっというまに平らげて、他の人からひんしゅくをかう。とはいえ、他の人達もさっさと平らげふっと一息。会計を済ませて次の目的地へ。次は六花亭へ行くことに。でも、お腹がいっぱいになっているので食べられるかどうか不安がよぎる。それでも折角来たからということで向かう。帯広は街づくりがどうもうまくいっていない感じがする。各所に建物を取り壊して造られた駐車場がぽっかりと空いている。それでいて、古い雑居ビルがとても多い。これは、前来たときも感じていた。

六花亭到着。実は結構大きな建物で、店内にカウンターがあって、そこで無料のコーヒーとともに買ったお菓子が楽しめるようになっていた。この本店でしか買えないというさくさくパイを購入。あいたカウンターで賞味。これがまことにさくさく。何故本店でしか買えないかといえば、さくさくしすぎているからとのことだが キッチリと納得。中に入っているカスタードクリームも旨い。豚丼でお腹一杯のはずだったのだが、別腹とばかりに全員ペロリ。しかも店員の応対が素晴らしく、一観光名所になっていることにも納得。今回は買わなかったのだが、ショートケーキの類もかなり安い。また食べてみたいところだ。帰る頃にはさくさくパイ売り切れていた。

こんどは帯広の本通りを歩いて駅へと向かう。時間もだいたい予定通りである。藤丸デパートでは何故か、石原裕次郎のカラオケ大会をやっていてそんな歌声が流れてきていた。駅は逆方向。

さくさくパイと無料のコーヒー。激ウマ。

○植物性モール温泉

地下駐車場からは再びトザキの運転。ナビに十勝川温泉を設定し出発。R38へと誘導されて途中で左折。豪華な橋を渡って立ち寄り温泉を提供している「観月苑」の駐車場へと進む。玄関の掃除をしていた人に一応立ち寄り温泉営業中かを聞くとOKの返事。立ち寄り湯客用の下足箱でスリッパに履き替えてお風呂へ。一人1000円なり。この規模の温泉旅館の風呂に入るのは久しぶり。中もかなり広い。サウナ、露天、打たせ湯、ジェットバスといろいろ揃っている。泉質は植物性モール温泉というもので、日本ではココにしかないそうである。ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉と分析表には書いてあった。

始めの数分は浸かっているのだがそのうち耐えられなくなってきて、半分以上露天風呂の縁に座って休んでいる結果となった。ここで1時間15分ほど滞在。湯上がりの休みどころで少し昼寝。全員そろったところで再び出発。

○日暮れの釧路湿原

ここからはA氏の運転。ここからはR38に沿うほぼ一本道なので迷うことはないが、時間が結構圧しているので60超で流れてくれないと結構厳しい。で、そういうときに限ってダンプが前を走ったりしている。北海道は追い越し禁止(正確にははみだし禁止)の区間が凄くすくなくて、誰でも追い越しをかけられるようになっている。さらに、結構追い越しをかける車が多い。死亡率が高いのが頷ける。オービスは結構設置が少ないが、取り締まりを各所でやっていた。道脇に常にサイレンの音を発している警報装置があったりして焦る。運転者は気づかなかったようだけど。チラチラと牛がいたり畑があったり、海が見えたり見えなかったり。釧路までの距離が短くなってきたところ、道の駅しらぬか恋問で休憩。結構ガスってくる。カメラ台の付いた看板があったのでここで記念撮影。

恋問海岸。太平洋!

ここからはS氏の運転。久々というので、助手席に誰が座るかでもめる。じゃんけんをすると自分が負ける。駐車場で少し練習をということで練習をするも、かなりヤバそう…。そんな中再び出発。手に汗握る。霧が結構濃くなってきて釧路らしくなってきた。と思ったのもつかの間、市内に入っていくと霧は晴れた。ここからは急いで釧路湿原の細岡展望台を目指す。道が結構複雑なのでナビに従って走る。とはいえ、GPSとジャイロがいくらかの誤差を持っているので助手席からも補助ナビ。R391を北上。

R391からナビに従って外れ、質の悪い道路になって走ることしばらく、釧網本線の踏切を2回渡ると突如駐車場が出現。ホテルの到着予約時刻を過ぎるのは確実だったので、念のためホテルに電話。かなり暗くなってきていたのであわてて展望台へ。日没しかなり暗くなってきていたので神経を使いながら写真撮影。しかも蚊が大杉。数匹殺してやった。すると、展望台アッチの看板を発見。実はメインの展望台はもう少し先にあったのであった。街灯が全くない(当たり前)ので、真っ暗になったらヤバイと思いつつそっちの展望台へ行ってみる。すると、一眼レフで写真を撮っているひとがいた。こっちも蚊と戦いながら写真を撮る。目前にあるのは釧路湿原の有名な景色。釧路川が蛇行して流れている。遠くには釧路の明かりが見える。駐車場に戻ると残った車は3台。トイレやらなにやらしていたら、結局最後になってしまった。トザキの運転で釧路市内へ。

○道東で海の幸を喰らう

来た道を戻るだけなのでナビに任せて釧路市内へ。本日の宿は「東横イン 釧路十字街」。ホテルの場所が正確にわからなかったのだがなんとか辿り着く。併設駐車場が満車だったので別の駐車場を案内してもらってとりあえずチェックイン。やっぱり観光客が多かった。さっき電話した時の人だったらしく、声をかけて貰えた。料金を支払い、みんなのチェックインが終わるまでロビーにあるパソコンでインターネットをする。20時を過ぎていたので、時間を決めずに荷物置いた人から急いでロビー集合とする。温泉で使ったタオルだけ干してロビーへ。

釧路まで来た理由は「おいしいモノを食べたい」から。事前に釧路観光協会のパンフレットを印刷してきたので、それで適当に目星をつけた店へと向かうことにする。10分くらいあるいて目星をつけた店の通りを過ぎた事が分かり、近所にあった観光マップにも載っていた「しらかば」という店に入ることにする。店内にいたのは4人の家族、1組の夫婦、1人の観光客。カウンターに通される。で、一番焦ったのはメニューに値段がないこと!「時価」と言うヤツである。とりあえずお通しが運ばれてきた。「鮭の鼻の酢の物」と「牡蠣豆腐」である。グラスビールとともに食す。牡蠣のつぶがでかい!でコレが旨いのは当たり前だと思ったが、鮭の鼻というのがかなりヒット。はじめは戸惑っていた我々だったが、そのうち店の雰囲気と女将さんと回りのお客さんとのやり取りに馴れてきて、いろいろと話せるようになってきた。何も知らない我々は、じゃがいもやイカを注文したりして女将さんに怒られる。やっぱり旬のモノを食べなさいとのことだった。サンマ、ウニ、つぶ貝の刺身、ほっけ、時鮭(ときしらず)の焼き物、塩辛で食べるイモ(メークイン)、おでん、かじか汁、しらかばだんご。ほぼ全てが女将さんに言われるがままの注文。でも決して間違ってはいなかった。季節感が全くないことを反省することしきり。旬のものを食べないと旨くないのだ。この店は、皇室の方も訪れたり、ベーカー大使が来たこともある結構有名な店で、るるぶにも掲載されたことがあるらしい。そういう店になにも知らないまま訪れることが出来たのは運が良かったとしか言いようがない。実はウニというものがそんなに好きではなかったのだが、ここのウニは明らかに違っていた。いままで産地でしか食べられないものがある人がいると聞いていたが、明らかにそんなことになってしまっていた。長野で初めて食べたウニとは全然違うものだった。回りの人の話を聞くのも楽しかった。夫婦の方は明日は知床へ向かうとのこと。一人の観光客のおじさんは今日知床から来たそうで、回るべきところの情報交換をしていた。鉄管ビール(女将さん談)を最後に頂き、緊張のお会計。……驚愕の安さだった。東京でちょっと飲み過ぎた時と全然変わらないお値段。こいつはすげえや。また釧路に来たときにはここへ立ち寄ろうと決めて店を後にする。ちなみに日曜は定休らしい。危なかった。

○釧路名物もう二つ

釧路に来たからには幣舞橋を観たかったので、みんなを引き連れて行く。道東で地震があると津波の様子として全国に送出される釧路からの定点カメラはここに設置されているのだ。橋のたもとには美川憲一の歌碑(再生装置つき)があったり、歩道も整備されていて歩きやすい。旧釧路川の夜景もきれいなので数枚写真に収める。ホテルへの帰り道、コンビニを探してあるいていると一本横の通りにローソンを発見。そっちへ歩いていく。すると、駐車場に「鈴木宗男以外駐車禁止」の文字が!周囲を見渡すと事務所発見!意外な収穫。 その後ホテルに戻って今日の立て替え料金の精算。明日の出発時刻を決めて各自部屋に戻って就寝である。

釧路フィッシャーマンズワーフ。幣舞橋から。ちょとブレてるね。

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